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Movable Type5って実際どうなの?

世界中の様々なWebサイトで利用され、熱狂的なファンを持つMovable Type。HTMLの知識が無い人でも簡単に更新が出来る点や、細かな要望に応えられるだけのカスタマイズ性によって、最も有名なCMS(コンテンツマネジメントシステム)へと成長した。
sixapartは11月26日Movable Typeの次期バージョンであるMovable Type5をリリースする。このバージョンアップによってどんな変化がもたらされるのか。そこのところをMovable TypeのプロであるKeepAlive株式会社の前川さんに、ざっくばらんに伺った。
小規模なWebサイトから大規模なWebサイトまでカバーする柔軟性を兼ね備えたMovable Type5を、プロの視点で切る!

世間的にはブログを作るためのソフトとして認識されていると思うのですが、前川さんにとってMovable Typeとはどの様な製品ですか?

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僕にとっては最早ブログツールではなく、Webサイト管理に必要不可欠な便利ツールといった感じでしょうか。
確かに少し前まではブログのためのツールとして認識されていました。僕はバージョン2の頃からMovable Typeに触れていますが、世間の見方が"ブログツール"から変わり始めたのはバージョン3辺りからでしょうか。SEOの側面でMovable Typeが強みを見せ始めた頃です。その頃から徐々に、ブログに限らず他のあらゆるコンテンツをMovable Typeで管理して誰でも更新を出来るように、と考えられるようになりました。
バージョン4になってからはブログ記事だけでなく、WebページもMovable Typeで管理が出来るようになりました。ここが大きな転機でした。ブログだけでなくサイト全体をMovable Typeで管理できるようになったからです。最早ただのブログツールとは呼べなくなりました。
そして、11/27に次期バージョンのMovable Type5がリリースされます。バージョン5ではさらにWebサイトという概念が追加され、サイト全体どころか、いくつものWebサイトを管理できるようになりました。これはどういう事かと言うと、これまでは1Webサイトにつき1つのMovable Typeを設定する必要がありましたが、1つのMovable TypeでいくつものWebサイトを総括的にコントロール出来るようになったということです。
Movable Typeはブログツールとして誕生しましたが、今やただのツールとは呼べず、Webサイト管理に無くてはならないスタンダードな存在へと成長しました。

バージョンが5になる事によって、どの様な変更がなされているのですか?

sixapartで紹介されている新機能を挙げると、以下の機能があります。

  • ・Webサイトがさらに構造的に管理できるように
  • ・テーマ機能
  • ・更新履歴の管理
  • ・カスタムフィールドの強化
  • ・管理画面の新デザイン

細かな部分にまで目を向けると、他にも数多くの新機能・変更点があります。

Movable Type全体に関わると点としては、やはり"Webサイト"という概念が追加されたということでしょう。これまで制作会社の人たちは、Webサイトという概念が無いために無理矢理にブログをWebサイト化していました。しかし、これからはそういうことは無くなります。これは一見、制作側にのみ恩恵があるように思えますが、そうとも言い切れません。これまでは、Webページを編集したいだけなのにブログ記事を編集したり、記事の表示順序を変えたいだけなのにカテゴリ名を変えたり、といったCMSと人間の言い回しに大きな隔たりがありました。それが緩和され、よりユーザフレンドリーになっています。

前川さんが特に新機能として注目している点はどこですか?

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個人的に便利だなと思うのは「テーマ機能」です。ユーザの方はあまり触れることの無い機能だと思いますが、隠れた便利機能だと思っています。この機能はMovable Typeのデザインや設定を、一括して変更したり、バックアップしたりすることができます。この機能で簡単にテスト環境へのデザイン反映を行ったりといったことが可能になります。また、手作業による間違えも減らすことができるはずです。

ユーザにとって、新たに増えた新機能や改善した機能などによって、どのように便利になるんでしょうか?

ユーザの方に一番喜んでもらえる機能は「更新履歴の管理」でしょう。誰でも簡単に更新できるという性質上、記事内容を誤って編集してしまって、「誰がこんな編集したんだー!」という話をよく聞きました。元々、更新履歴を管理してくれるプラグインも有るには有ったのですが、有料プラグインということもあり、中々導入しようと踏み切ることも少なかったはずです。
嬉しい事に、バージョン5からは、標準機能としてついてきます。これでもし間違った編集をしてしまった場合でも、簡単な手順で元に戻すことができます。「誰がこんな編集したんだー!」と怒鳴られても心配いりません。

Movable Typeは今後どういう方向に進んでいくと思いますか?

僕個人の考えでは、ウェブサイト管理という観点からはバージョン5でかなり網羅されてきている様に思います。今後も細かな機能は追加されて行くと思いますが、今回のように新たな概念が追加されるというようなことは無くなっていくのではないでしょうか。
また、Movable Typeはどんどん大規模Webサイトに対応出来るように改良が続けられています。ただ、世の中大規模サイトばかりではありません。小規模のサイトでもMovable Typeを導入したいわけです。それを考えると今後、小規模サイトでは機能を持てあますことが出て来そうです。そこで、機能限定のMovable Type liteみたいなものが出てきたら、面白いなーなんて考えています。機能は少ないけれど軽快に動作します!とか。どうでしょうsixapartさん!

ありがとうございました。

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